Stanby Tech Blog

求人検索エンジン「スタンバイ」を運営するスタンバイの開発組織やエンジニアリングについて発信するブログです。

スタンバイplusトップページのデザインを一新しました

株式会社スタンバイでデザイン・フロントエンドを担当している中本です。

スタンバイではオウンドメディアとして「スタンバイplus」(https://jp.stanby.com/magazine/)があります。
スタンバイplusでは、仕事において自分は何ができるか?私なんかでもこんなことができるんだ!という気づき・情報の提供を意識し活動をしております。

トップページのデザイン一新の背景

トップページは我々のサービスを理解するための重要な窓口と考えています。
しかし、現状スタンバイplusでは記事から入って来られる方が多いこともある為か、ただトップページが存在するだけの状態となり「トップページから記事を読ませる気が無い」のでは?と感じられるようになりました。
そこで、課題を精査し以下の点を改善することを目指しました。

  • 全体を通じてどんな記事があるか直感的にわからない
  • 細かい興味に沿って読み進められない

全体を通じてどんな記事があるか直感的にわからない

この問題についてカテゴリの見直し(カテゴリを階層化)を行いました。
現状4つのカテゴリのみ存在し、その中に記事が分類されていました。しかし、1つ1つの分類が大きすぎるため、これだけではどんな記事があるのかわからないと感じました。

現状数百ある記事をたった4つのカテゴリに分類し、そこから興味をもつ記事を見つけるのはとても大変な作業かと考えられます。
徐々に絞り込んで探していただけるよう、新たに中カテゴリを設置し、既に存在している記事を大・中・小カテゴリへ整理し直しページ分割をしました。

それに伴い、記事一覧ページのデザインも長くただ縦に並べていたものを以下のように調整しています。

  • 中カテゴリの一覧を設置
  • 現状の小カテゴリの一覧 → レイアウト変更

(PCではグローバルナビゲーションから、SPではアコーディオンからもカテゴリ選択可能)

トップページにおいては、記事を探す際どのようなイメージを持って記事を探せるか、各カテゴリエリアにカテゴリの特徴を伝えるように説明文を追加し、さらに細かく分類された中カテゴリへ直接遷移できるようタグを設置しました。

細かい興味に沿って読み進められない

こちらの課題に関しては、解決策の1つとして前述した「全体を通じてどんな記事があるか直感的にわからない」で行ったカテゴリの見直しに(細分化)よって解決できる部分もあります。
もう1つの解決策として、トップページへ記事の掲載数増加を検討しました。
「トップページへ記事の掲載数増加」とはどういうことか?
ただトップページに記事の数を増やし、現状のカテゴリを整理するだけということではなく、新たな切り口を持って読者に他にもどのような記事があるかを伝えるよう考えました。

今回新たな以下のものをトップページへ追加しました。

  • 今月の人気記事
  • 記事監修者

今月の人気記事

トップページにおいて、今月の人気記事を掲載することで、ほかにどのような記事が人気なのかを直感的に伝えることができるようになりました。
また、最近のアクセス数が多いものを上位に表示するため、読者にとっても興味を持っていただける記事を見つけやすくなりました。

記事監修者

記事監修者を表示することで、記事の信頼性を高めることができると考えました。
各分野での専門家が監修している記事があると言う事を知ることで、読者にとっても安心して記事を読むことができるようになります。
また、記事監修者のプロフィールへの一覧ページを設置し、監修者のプロフィールを見ることでその人物の専門性を知ることができるため、より深く記事を理解できるようにしました。

今後は、気になった監修者がどの記事を監修しているかわかるようにもしていきたいと考えています。

まとめ

今回「トップページから記事を読ませる気が無いのでは?」という疑問から、トップページから見た時どんな記事があるのか?細かい興味に沿って読み進んでもらえるようになるのか?という点を意識しました。
ただ、まだまだ改善すべき点が多くあり、コンテンツ、UI、さらにはパフォーマンス等、改善すべきところが多くあります。
今後も読者の方々にとって使いやすい、読み手を意識したメディアを目指し、改善を続けていきます。

(左:旧トップページ / 右:新トップページ)

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